田辺会営調剤薬局

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薬局研修会(2)

日々のつぶやき 薬局研修会(2)
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安全管理

個人に責任を負わせるのではなく、薬局全体でミスの起こらないシステムを作ることが重要。
ヒューマンエラーの分類=知覚・認知のミス、判断・決定のミス、動作・行動のミス。
ハインリッヒの法則=アクシデント1つにつき、インシデントは30、ヒヤリハットは300あると
言われている。
2006年に調剤薬局は医療提供施設と定義、安全対策が義務化された。
内容は、医療安全指針・業務手順書の作成、医療安全責任者の設置、研修の実施、開設者
への事故報告体制の整備等。全職員に対する年2回の研修が義務化されている。
日本薬剤師会の用語定義、調剤事故=患者に健康被害、薬剤師の過失は問わない。
調剤過誤=調剤事故の中で薬剤師の過失を伴うもの、服薬指導の不備によるものも含む。
ヒヤリハット=患者に健康被害を生じなかったミス、薬剤交付前か後かは問わない。
「誰かがしてくれる」はミスを生む。全員参加の安全管理が重要。
ダブルチェックは同時確認でエラー率が下がる? 1人ずつ行うと2人目が無責任になる?
(諸説あり、同時にするとミスに気付かないこともある)
ヒューマンエラーの分類2=誤処理エラー、不当処理エラー、順序エラー等。
服薬指導の不備も調剤事故にあたる。患者とコミュニケーションをとり、信頼関係を築くことが
重要。素人にもわかりやすい言葉を選択する。医療関係者の話はわかりにくいとの言葉も
ある。挨拶も重要である。薬歴の活用も医療安全管理には有用。事実、推察、次回予定の
3点を心がける。
調剤ミスの法的責任、民事責任=他人の権利・利益を不当に侵害、金銭的な賠償。
刑事責任=調剤過誤における患者の健康被害が重大なケース、罰金、禁固刑等。
行政責任=患者の健康被害が重大なケース、薬局の業務停止、薬剤師の免許取り消し等。
処方箋の誤りを見過ごした場合、調剤にミスがなくても責任を問われる。
人は誰でも間違える。しかし、同じ失敗をしてはいけない。対策を立て、再発防止を心がける。
良い見本は参考にしよう。
 

2018-06-09 08:09:05

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整腸剤

薬局研修会 H29年3月

整腸剤には、大きく分類すると、ビフィズス菌、乳酸菌、酪酸菌、糖化菌の4種が使われている。
糖化菌は、デンプンを糖に分解し、他の菌に栄養を供給する。
ビフィズス菌は酢酸、乳酸を、乳酸菌と酪酸菌はそれぞれ乳酸、酪酸を生成する。
酢酸、乳酸、酪酸は腸管の表皮細胞に作用し、粘液を増加させる。また、有害な細菌が侵入し
た際には、抗菌物質の分泌を促す。
表皮細胞下層の免疫細胞にも作用し、制御性T細胞への分化を誘導する。制御性T細胞は
炎症性サイトカインの働きを抑制する。
酢酸、乳酸、酪酸は腸管から吸収され、全身性の作用を持つ。
肥満体質の人と一般的な人では、腸内細菌に違いがある事が知られている。肥満体質の人は
バクテロイデス類の割合が低い。
腸管は長く、環境によって住む菌の種類が異なる。小腸上部は酸素が存在する。小腸下部から
大腸にかけては酸素が存在しない。乳酸菌は通性嫌気性細菌、小腸上部でも生存可能。
ビフィズス菌、酪酸菌は偏性嫌気性細菌、小腸下部から大腸で生存可能。
糖化菌は偏性好気性細菌、酸素が存在する場所でのみ生存可能。
糖化菌、乳酸菌、酪酸菌は共存した方がお互いの生育数が増加する。小腸上部に糖化菌が
存在すれば、その下方に乳酸菌が成長し、また、その下方には酪酸菌が増加する。
ビオスリーは糖化菌、乳酸菌、酪酸菌をバランスよく配合している。
ビフィズス菌、乳酸菌は抗生物質の存在下では効果が減弱する。酪酸菌製剤であるミヤBM
ビオスリーは芽胞を形成し、ニューキノロン系、ペネム系の存在下でも、効果を有する。
保険適応の面でも問題はない。

2018-06-08 10:33:45

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テスト

薬局研修会 H29.年1月

高尿酸血症は尿酸塩沈着症の要因、尿酸値7以上を定義とする。
高尿酸血症の治療には生活指導、尿酸降下療法の他に尿アルカリ化療法がある。生活指導
(食事療法;適正体重を保つ、プリン体の摂取制限、水分摂取、尿アルカリ化食品の摂取;飲酒
の制限、有酸素運動の推奨等)、尿アルカリ化療法は尿酸値=7↑で開始、尿酸降下療法は
合併症がない場合は9↑で開始する。
尿酸は尿PHが上がる程、溶解度が上昇する。高尿酸血症の患者は尿PHが低く、5.5前後が多い。
腎障害、尿路結石を防ぐには、尿量の確保(1日2000ml以上)、尿のアルカリ化(PH=6~7)
が有効である。尿酸排泄促進薬はプリン体の過剰摂取、酸性尿等の影響を受け、尿路結石の
形成促進を起こす事がある。
尿アルカリ化食品には、ヒジキ、わかめ、しいたけ、大豆、ホウレンソウ等がある。逆に卵、豚、
サバ、牛、ホタテ等は尿を酸性にする。
尿路結石、特にカルシウム含有結石の再発率は非常に高い。酸性尿の改善は再発予防に
有用である。

2018-06-07 11:03:34

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